[食の祭]

ECHOの核となるのが、食の祭りです。もちろん、今回は食、建築、工芸、アートすべてをもって丹後と城崎の自然の豊かさへの返礼となることがテーマであり、すべてが同様の価値を持ちます。しかし、食は、中でも自然の恵みから人が生きていく上でもっとも恩恵を得ているものであり、人が喜んだり、がっかりしたりという直接的な感情を抱く、日々の行動にもっとも近い存在であると言えるでしょう。
当たり前ととらえがちな食ーそこには美味しいという感動が備わっていてほしい。そのとき人の心は開き、許し、前向きに考えられる力を持ち得るーその力をかりて建築や工芸、アートを体験していただくことで、日常に工夫(クリエイティブな思考)をとり入れることの豊かさを実感していただきたいと考えています。
建築家・西沢立衛が食べる喜びを見出す食の場を制作。京都市内で腕を振るう料理人と地元の飲食店・生産者がコラボレーションし、地元の食材を外部の視点からアレンジした料理を提案します。会期中、料理人が交代で食事を提供し、食を目的に訪れる人とアートを目的に訪れる人々が交流する場を創出し、地元の食文化を楽しめる機会を提供します。

縄屋の丹後の桃のおひたし
《食の祭 開催概要》
■開場日:午前10時から午後4時まで(毎週水曜日休場)
*料理人により提供時間が異なります。カレンダーをご確認ください。
■会場構成:西沢立衛建築設計事務所
■参加店:飯尾醸造、uRashiMa、OFF、Kaikado Cafe、KANABO CHOCOLATE、THE SPICE、竹野酒造、cenci、てんとうむしばたけ、縄屋、ブランカ、BON DABON、ミルク工房そら、弥栄窯、YOiNE
■窯(試作):新里明士
■食の祭 出店カレンダー(時間未表記は出店時間未定)

■お品書き(採れる食材によって変更する場合があります)
