
あしたの畑-会員限定ニュースレター
「あしたの畑」友の会会員限定ニュースレターでは、
各分野のプロフェッショナルたちが、これからの暮らしを取り巻く食と環境を思索し、参考とするべき事例を紹介、持続可能な暮らし方について考えるきっかけを作ります。
内容
「暮らしと農業史」
藤原 辰史氏(歴史学者/京都大学人文科学研究所准教授)
20世紀の食と農の歴史や思想について主に研究をされている藤原さんの視点から、気候変動による災害が続き、水や土地資源が枯渇していく中、これからどのような食べ物を育て、食べていくべきか。これまでの農業史から学ぶ知恵、ご考察を紹介していきます。
「建築探訪」
西沢 立衛氏(建築家/横浜国立大学教授)
土地の文化と食、環境について、「あしたの畑」構想を進めていく上で参考となる事例、思い出の風景に関する写真を各回1枚紹介していただき、西沢さんの視点から、その事例から学ぶ知恵、ご考察を紹介していきます。 (協力:KENCHIKU新聞)
「笑顔になる世界の食」
坂本 健氏(料理人/cenci)
「人を笑顔にする」、「心を豊かにする」をキーワードに、cenciオーナーシェフの坂本さんが注目する世界の食の取り組みを紹介いただき、日本の風土に合ったこれからの食-オーガニック・ソウルフードを探求していきます。
「心に残る名品」
嘉戸 浩氏(唐紙職人/かみ添)
佐藤 聡氏(ガラス職人/PONTE)
中川 周士氏(木工職人/中川木工芸)
新里 明士氏 (陶磁器作家)
「あしたの畑」創設メンバーである、分野の異なる4人の職人が、これまで見られてきた数々の作品の中から心に残る名品を1つ紹介。どのような影響を受け、何を引き継ぎ、その感動を未来へどのように繋いでいくかについて、Q&A形式で紹介していきます。
「アーティストとの対話」
徳田 佳世 (キュレーター/TOMORROW理事)
キュレーターとして地中美術館、豊島美術館開館に携わり、数多くのアーティストと仕事をしてきた徳田が、世界で活躍するアーティストたちに、彼らが今何を考え、どう歩んでいこうとしているのかをQ&A形式で紹介していきます。
第1回は香港を拠点に多角的な表現を行うアーティスト/作曲家のサムソン・ヤン(Samson Young)、第2回以降はアーティストのス・ドホ(Suh Do Ho)、テレジータ・フェルナンデス(Teresita Fernández)との対話を予定しています。
「これからの暮らし」
横山 耕介氏(料理人/cenci)
渥美 彰人氏(料理人/cenci)
橋詰隼弥(TOMORROW事務局)
これからの社会を担う次世代が、これからの暮らし・食・環境について必要な技術・知恵を身につけるために各地の活動をリサーチし、どのように「あしたの畑」の活動に結びつけるか議論する思索のプロセスを紹介していきます。
発行 1月・4月・7月・10月の季刊発行
(第1回は2021年1月を予定)
言語 日・英
公開 あしたの畑HP上の会員限定ページにて公開
写真:森川昇