間人スタジオ 改修の記録

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写真:森川昇

 

 

間人スタジオは、伊勢神宮のように20年かけて芸術にまつわる知識と技術と情熱を次世代へ受け継いでいくすべての営みを具現化する家です。ここには、卒業したて社会に出たばかりの建築を学んだ青年が都市から移住することから話が始まります。

 

太古の昔より変わらぬ日本海を臨む地に100年少し前に建てられた杉板の2階建ての家を借り受け、地域の人たちと食・工芸・アート・建築・デザインの才能に優れた先達者たちがこの家の改修をそれぞれの技量で20代の世界観を全力で表現する、このプロセスを通して現場での体験を学びの場となり、地域に溶け込み、歴史の一部となっていく、ひいては芸術が生活の一部となり、社会の中で経済活動ともリンクしながら循環していくことで、人にとって美しく生きることをの意味を問いかける暮らしとアートの話の舞台が間人スタジオです。 

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2021年1月12日

20年近く住われていなかった築100年の住居を借り受ける。

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2021年4月16日

内部の家財を片付ける。通りから活動が見えるよう、建具も外した。

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2021年7月17日

畳は、すっかり古くなり、ところどころ抜け落ちそうな部分もあったので、以前より親交のある高室畳工業所がわざわざ京都市内からかけつけてくれ、表返しをする六畳を持ち帰ってもらった。

2021年8月10日

新しく土壁を塗り直すために、元々の上塗りを自分たちで剥がす作業。

スクレーパーという道具で地道に削り続ける大変な作業でした。

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2021年8月20日

中川周士さんが初めて建材にチャレンジした、庇の取り付け。

2021年8月24日

新しく塗り直す土壁に使う土を、陶磁器作家の新里明士さんと一緒に、近くの畑から掘り起こしました。合計600L!

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2021年8月23日

既存のコンクリートブロック部分を撤去。キッチンに生まれ変わります。

2021年9月6日

中須左官さんに教えてもらいながら、畑から掘ってきた土に藁スサと水を混ぜ、足で踏み、混ぜる。

2021年9月7日

新里さんが中須左官さんの手伝いをしながら、土壁の塗り方を教わる。

2021年9月8日 (1)

西側の壁は、下地から全て新里明士さんが塗りました。初めての土壁塗りにも関わらず、

半日で仕上げるとてつもない集中力。

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2021年9月8日 (2)

新里さんの隣では、表具師の藤田幸生さんが紙壁の下地塗り。

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2021年9月16日

100年間ずっと掃除されていなかったであろう床下を掃除。土壁も少しずつ乾いてきました。

2021年9月22日 (1)

高室畳工業所による、新しい畳がついに納品。

ずっと湿気で土臭かった部屋が、一気に畳の匂いに包まれました。

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2021年9月22日 (2)

既存の建具のガラスが割れていた部分に、佐藤聡さんにロンデルガラスを吹いていただき、

青野広治さんのステンドグラスの技術によって生まれ変わらせてもらいました。

2021年9月23日 

藤田幸生さんによる楮紙の壁の施工。襖の下張り技法の浮け張りを石垣張りで施工。

本来は3cm以上は重ねて張るそうです。

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2021年9月25日

樹輪舎の八十原誠さんによる、キッチンと棚の設置。

ひとり暮らし用のミニマルなデザインを考えました。

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2021年9月27日

最後に、中川周士さんによる吉野のヒノキを使った机が2つ並びました。

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2021年9月28日

第1期竣工式。 お祝いにと、縄屋さんに栗おこわをいただきました。 

これから第2期として、1階の北側部分の水回り、2階の改修の準備をしていきます。